アワートレジャー 渡辺 曜【Summer Queens】 レビュー

■2018年9月発売
■PVC&ABS製塗装済み完成品
■スケール：1/8スケール
■全高：約20cm
■原型：千鶴（鶴の館）
■彩色：まいもっち（鶴の館）
■制作協力：正村制作所、cyano
■製造協力：ONDA
■発売元：株式会社アワートレジャー
■販売元：株式会社東京フィギュア

美少女フィギュアとしては新規参入となるアワートレジャーさんの渡辺曜ちゃんのフィギュア。
衣装はアニメの1期10話で登場した青を基調とした水着姿で、他ではガシャポートレイツとかでも立体化されてたりしますね。
こちらの元絵はブシロード10周年ライブの物販やらスクコレやウエハース、はたまたグッズ類で使われた版権絵です(初出が分からん・・)
自分はこちらのシリーズのスタイルの良い善子ちゃんのイラストが大変好みなので、次回があるならそちらも立体化お願いします＾＾

こちらのフィギュア、業界初の試みと思われる半完成品組立フィギュアと塗装済完成品フィギュアの同時発売を行いまして、今回レビューするのは東京フィギュアのオンラインショップで限定販売された塗装済完成品の方です。
そうです、完成品の方が通販限定・組立フィギュアの方が一般流通という・・。自分も最初知った時は、えっ？逆じゃなくて大丈夫なの！？と驚きましたが、発売後にtwitterとかでいろんなガレキディーラーさんが購入して独自にアレンジして組んでたりしたのを見て、なるほどこれもこれで面白い試みだったなと思いました。
カラー成形のキットが税込4,860円って手にしやすい価格帯だったのも大きいですね。

とりあえず長くなるのでここらへんで、ぐるりと。

とにかく胸元とお尻に目が行く造形です。
元絵の絶妙な片足立ち敬礼ポーズを上手く再現できており、元絵では確認できなかった胸の谷間の作り込みも素晴らしい。
半完成品の方がブラインドボックス仕様(まあ未組立ですし)だったのでこっちも同じ箱かなぁと思ってたら、塗装済み完成品の方は専用のウィンドウボックスをちゃんと用意してくれてて感心しました。

「頭部は塗装済」をウリにしてる半完成品とベースは同じなので、こちらも首部分がボールジョイント接続になっており付け外しや可動させて角度を変える事ができます。

首の角度を自由に調整できる利点を生かして、自分なりのベストポジションを探すのも面白そうですね。

パッケージのデコマスと同じ構図にして撮影しようとしたのですが、これがなかなかに難しい。

お顔自体は可愛くて全然問題無いのですが、デコマスと比べると若干目が小さくなったかな？と感じました。

前述の通り、アイプリ自体はとても綺麗です。
半完成品の方の話になるのですが、やはり組み立てキットで難関なのは塗装(特にお顔周り)なので、これが最初から完成してるってのはかなりの強みですね。

ウェーブがかった曜ちゃんの髪型をしっかりと再現できていると思います。
毛色はキャラクターの設定色と比べると結構濃い色になってますね。

ヨキソバを左手に乗せるのですが、固定はダボとかではなくて両面テープでした(その発想は無かった)
まあ一度貼り付ければ落ちる事はないと思います。
今回自分が塗装済完成品を選んだ理由は、レビューをするのが目的ってのもあったのですが
一番はヨキソバの塗装が果てしなく難しそうだったからってのはありますね(；´∀｀)
半完成品版だと黄色い塊のままなので、これの塗装が自分的にはネックっすね。

胸元。語るまでも無く素晴らしいの一言。
水着は未塗装のと比べるとフリルの裾の塗り分け・陰影までしっかり塗装されており完全に別物になってます。

お尻側も非常に素晴らしい。皺までしっかりと作り込まれていて目のやり場に困ります。

太ももの方もなかなかに良い・・。

台座はシンプルな造りです。
固定は金属の軸とダボで接続します。安定度は高いですね。

組立フィギュアと塗装済完成品の同時発売という新路線を開拓したアワートレジャーさんの曜ちゃん、なかなかに意欲的なフィギュアでした。
SNS上でもいろんな方の作例、アレンジや改造が見れて勉強になりました。
こう考えると、やはり完成品よりも半額近い組立フィギュアの価格帯は魅力的ですね。自分にもヨキソバを塗装する技術があれば・・ｸｯ(@_@)

今の所次の展開の話は出てませんが、できればまたラブライブ！関連を是非とも出して欲しいですね～。あの漆黒の水着の善子！善子！善子ちゃん！を是非とも(>_<)ｂ

以上、アワートレジャーさんの渡辺 曜【Summer Queens】でした。